23日目、5月6日
ニュージーランドに来て同じ場所に5日間も留まったのは初めてだった。それくらいダニーデンは過ごしやすい地だった。
8:30頃出発、今日からフロントパニアを使用、取り付けてから思った。「もっと大きいのを選んだら良かった」と。。。
スタートからいきなり強烈な登り坂にやられた。ダニーデンから南へ抜けるのも迷ってしまった。体力が奪われる。
海岸沿いはとてもきれい。自然の美しさは都会では中々見れないのだが、都会に居続けるとこういう風景があるという発想すらすることが出来ない。
今日は、風にやられた。今までで一番強い風だった!
Brightonで小休止
Brightonで初ミルクシェイク$2.2、これがめっちゃおいしいのだ。
Taieri Mouthから約7kmの登り坂はだいぶ押して歩いた。途中からダートロードになってくるし、たまったものではなかった。
こういう時、いつも弱気な気持ちになる。
なぜ会社を辞めてこんなつらい事をやっているんだろう。傍から見たらとても滑稽に見えているのではないか。
しかし、軸をブラしてはいけない。軸とは「自分らしく生きていくこと」
人は70億通りの生き方が全て別々なのであり血液型のようにA型、B型とかで分類できるわけないし自分としては占いとか気にしないたちである。
人はそれぞれ役割をもって生まれてきたと思う。そしてそれを見つけてその役割を果たすこと。それが何かはその人その人で違うし自身で見つけるしかない。
見つけるためにどうすればいいか?それはとにかく一生懸命、今を生きることである。一生懸命の過程で「役割」が必然的に見つかるのである。
Waiholaで通算10度目のパンク、あれだけダートロード走ったしこれはしゃあない。
「Milton」までまあまあ平坦な道だが本当に風にやられた。
途中、同じバックパッカーズに泊まっていたドイツ人の少年を追い抜かす、しかし競争しているわけではない。
HAPPY INN Backpackers in Miltonには15:30頃到着した。
1泊$16、とても良い雰囲気の宿だ。いいとこ見っけた。
TAKE A WAYでFISH、ソーセージ、春巻をぺろりと食べた。
先ほど追い抜いたのは少年ではなく女性であった。失礼。話しを聞いてみると、たまに自転車に乗り、他はバスにチャリを乗っけて旅行してるらしい。
なるほど、かしこい方法だ。ハイブリッド旅行ということか。学生を卒業しニュージーランド、オーストラリアを旅行したあと、韓国を旅行するらしい。女性1人で感心だ。アクティブな女性も多く見かける。
HAPPY INN Backpackersのオーナー
バッパーのオーナーは、スイス人。自転車でアラスカからグアテマラまで行ったらしい。これはスゴイ!なぜかというとこんな途方もないルートだからだ ↓
こういう所で出会う人たちって僕にとって話しを聞いているだけでワクワクドキドキしてしまう、ケタ違いなクレイジーに会える。
やっぱり国外に出て良かったと思う。色々な人に出会い自分の感性も磨かれていくのだ。
本日のルート「Dunedin」 ~「Milton」
本日68.5km
通算796.4km