kiwi houseはドミトリーである。ドミトリーとはいわゆる相部屋、1つの部屋に4人くらいが2段ベッドなどでシェアする。
1人になりたい時もあるが、安くすませるためそして色々な人から現地のお話しがたくさん聞けるのであえて相部屋のほうが良かったりする。
慣らし運転
2日目、4月15日。慣らし運転として近くのリトルトン(Lyttelton)へ行く。
kiwi houseから約10kmなので手ぶらで軽い感じで。
写真ではリトルトン(Lyttelton)まであと6kmと記されている。自身の自転車も載せてみた。
しかし自転車はトンネルを通れないと言われ「軽い感じ」では行けなかった。人生、どちらかというと簡単にはいかないことが多い。
チャリを押しながら丘を登るか回り道をするかと言われた。特に迷わず回り道にした。
クライストチャーチ・ゴンドラ(Christchurch Gondola)に乗ってみる。(当時16NZ$)
市内と港町リトルトンとの間に位置する標高400mの小高い丘が、マウント・キャベンディッシュ。麓から山頂までゴンドラがかけられ、約10分間の空中散歩が楽しめる。眼下にリトルトン港やカンタベリー平野まで一望できる。
ただ、今回の旅では「ゴンドラ」とかイベントはお金もかかるしこれからはあまりしないようにしようと思った。職はすでにないためお金は少しでも節約しなければならない。
小腹がすいたので周りの人たちが注文していた「フィッシュ&チップス」を食べてみた。
そしてこの日以来これの大ファンになりニュージーランド滞在中食べまくることになる。フィッシュは揚げたお魚、チップスは日本でいうところのフライドポテトのこと。
kiwi houseに戻り、新しい旅行者Kさんと出逢った。こっちで車を買って旅をしているとのこと。Holiday Parkのパンフレットを戴いた。
Holiday Parkとはいわゆるオートキャンプ場。今回、テント、寝袋を持参していたため「こういうの探してた!」と言えるものを頂けてありがたい気持ちでいっぱいになった。
3日目、4月16日
朝から雨が降り外出するのがおっくうだった。外出すると風も強い。
まずはクライストチャーチの「art centre」で映画を観ようと思ったが良いのがなかった。
とても重厚な立派な建物、圧倒されます。
大きな本屋でLonely Planetの「Cycling New Zealand」です。
「Cycling New Zealand」という本を見つけました。44.95NZ$で購入、、、外国版「地球の歩き方」のようなガイドブック、しかもサイクリング専用のがあるなんて!
オススメのルート、そしてサイクリング専用のためなんと高低差まで書いてある。
高ッ!!!すぎたが、そして重いがこれはこの旅でかかせない本だという自分の直感を信じた。
もちろん全部英語、電子辞書を持参していたので以降、何回も辞書を利用することとなる。
その後、「NEW WORLD」というスーパーマーケットで新聞(0.9nz$)、ばら肉(4,74)、スープ(1,79)、ミネラルウオーター1,25l(1,69)、パン6個(2,45)計11,57NZ$ を購入、宿に戻ったら自炊するためであった。ちなみに日本で自炊なんてほぼしたことない。
必需品:テントグッズ
kiwi houseに戻るとKさんがマット、ミニコンロ、ガス、食器、スプーンセットを30NZ$で譲ってくれた。
のちのち、これが無かったらどんだけ不便な旅になっていたことだろうとゾッとする。ここでも人との出逢いのありがたさを味わう。
Kさん、Tさん、Nさんなどたくさんの人にお別れ小パーティーをしていただく。まだ到着して3日だというのにとても良いスタートをきれた。
明日からここを出て本当の1人旅のはじまりだ!