車のバッテリーが上がったときの緊急対処法!簡単にできる解決策を紹介

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車のバッテリーが上がってしまうと、エンジンがかからず、突然のトラブルに焦ることもあります。特に寒い時期や長期間車を使わないと、バッテリーが上がるリスクが高まります。ここでは、バッテリーが上がったときの対処方法を解説し、緊急時でも落ち着いて対応できるようにしましょう。

ジャンプスタートを行う


バッテリーが上がった場合、最も一般的な対処方法は「ジャンプスタート」です。近くに他の車がいる場合、バッテリーを借りてエンジンを始動する方法です。

【必要なもの】

  • ジャンプケーブル(ブースターケーブル)
  • 助けてくれる車
    【手順】

  1. 車を近づける
  2. 助けを借りる車を、バッテリー同士が届く範囲まで近づけます。両方の車のエンジンは停止した状態で行います。

  3. ケーブルを接続する
  4. ジャンプケーブルを以下の順番で接続します。

    1.赤いケーブルの一端を、バッテリー上がりした車のプラス端子に接続。
    2.赤いケーブルのもう一端を、助ける車のプラス端子に接続。
    3.黒いケーブルの一端を、助ける車のマイナス端子に接続。
    4.黒いケーブルのもう一端を、バッテリー上がりした車の金属部分(エンジンブロックやフレーム)に接続。

  5. 助ける車のエンジンを始動
  6. 助ける車のエンジンをかけ、2〜3分間アイドリング状態にして、バッテリーに充電します。

  7. バッテリー上がりした車のエンジンを始動
  8. 次に、バッテリー上がりした車のエンジンをかけます。無事にエンジンがかかれば、しばらくアイドリング状態を保ち、バッテリーを充電します。

  9. ケーブルを外す
  10. ケーブルは接続時の逆順で外します。

    1.黒いケーブルを、バッテリー上がりした車から外し、次に助ける車から外します。
    2.赤いケーブルを同様に外します。

  11. しばらく運転して充電
  12. バッテリーは走行することで充電されます。エンジンをかけたら、しばらく運転し続けることで、バッテリーをしっかり充電しましょう。

ポータブルバッテリー(ジャンプスターター)を使用する


近くに他の車がない場合や、一人で対処したい場合は、ポータブルバッテリー(ジャンプスターター)を使う方法があります。これは「持ち運び可能な小型のバッテリー」で、簡単にエンジンを始動することができます。

【手順】

  1. ジャンプスターターを準備
  2. ポータブルバッテリーを取り出し、説明書に従って準備します。

  3. ケーブルを接続する
  4. ジャンプケーブルと同じ手順で、赤いケーブルをプラス端子に、黒いケーブルを車の金属部分に接続します。

  5. エンジンを始動
  6. ポータブルバッテリーのスイッチを入れ、車のエンジンをかけます。無事にエンジンがかかれば、しばらく走行してバッテリーを充電します。

おすすめのポータブルバッテリー3選

AmazonなどECサイトで売れ筋のおすすめのポータブルバッテリー(ジャンプスターター)をご紹介します。

Autowit Super Cap2 ジャンプスターター

フィリップス ジャンプスターター

フィリップス ジャンプスターター 12V車用 【2年保証付き】 高い信頼性と安全性 9900mAh 600A 4Lガソリン車、3Lディーゼル車に対応 フル充電で20回のジャンプスタートが可能なパワフル設計 PHILIPS JS3210X1【Amazon.co.jp限定】
Philips(フィリップス)

UTRAI ジャンプスターター

ロードサービスを利用する

もしジャンプスタートができない場合や、ポータブルバッテリーがない場合は「ロードサービス」を利用するのも一つの手です。多くの自動車保険には、ロードサービスが付帯されていることがあり、24時間いつでも駆けつけてくれます。

【手順】

  1. 自動車保険やJAFなど、契約しているロードサービスに連絡します。
  2. 必要な情報(場所や車の状態)を伝え、スタッフの到着を待ちます。
  3. スタッフが到着したら、バッテリーのジャンプスタートを行ってもらいます。

ロードサービスを提供している主な自動車保険会社8選

「ロードサービスを利用する」際には、多くの自動車保険会社が無料または追加費用でロードサービスを提供しています。以下は、日本国内でロードサービスを提供している主な自動車保険会社です。これらの会社の保険に加入している場合、バッテリー上がりなどのトラブルに対して迅速に対応してもらえます。

  • 損保ジャパン
  • 「ロードアシスタンス」サービスでは、バッテリー上がり、タイヤ交換、鍵の閉じ込み、レッカー移動など、幅広いサポートを提供。全国24時間対応で、保険加入者は無料で利用できます。

  • 東京海上日動
  • 「ロードアシスト」では、バッテリー上がりやガス欠、レッカー移動などが無料。特にバッテリー上がりの対応が迅速で、契約内容に応じて補償される範囲も広いです。

  • 三井住友海上
  • 「おクルマQQ隊」では、バッテリー上がりやパンク、鍵の閉じ込みなどに対応。レッカーサービスも全国対応しており、年中無休のサポートを提供。

  • あいおいニッセイ同和損保
  • 「ロードサービス」では、バッテリー上がりやガス欠、パンク修理など、日常のトラブルに無料対応。また、レッカー移動も契約内容に応じてカバーされます。

  • SBI損保
  • 保険料が安いにもかかわらず、24時間対応のロードサービスを提供。バッテリー上がり、レッカー移動などが無料で受けられ、全国対応しています。

  • チューリッヒ保険
  • 「ロードサービス特約」では、バッテリー上がりや燃料切れ、タイヤのパンク修理に対応。レッカー移動は50kmまで無料で、対応範囲が広いです。

  • ソニー損保
  • 「ロードサービス」では、バッテリー上がり、パンク修理、レッカー移動などのサポートを提供。24時間365日対応しており、全国どこでも迅速に対応可能です。

  • 楽天損保
  • 楽天損保の「ロードアシスト」では、バッテリー上がり、レッカー移動、燃料切れなどのトラブルに無料で対応。楽天ポイントを貯めながら保険に加入できるメリットもあります。

バッテリー上がりの原因を確認する

エンジンがかかったら、バッテリー上がりの原因を確認しましょう。ライトや室内灯の消し忘れが原因の場合は、それを防ぐように注意することが大切です。バッテリーの寿命や充電不良が原因の場合は、新しいバッテリーに交換する必要があります。

バッテリー上がりを防ぐ方法

バッテリー上がりを防ぐためには、日頃からのメンテナンスが大切です。

  • 定期的な走行: 車を定期的に動かすことで、バッテリーの充電を保つことができます。1週間以上車を使わない場合は、30分程度のドライブで充電しておくと安心です。
  • バッテリーチェック: 車検や点検の際に、バッテリーの状態をチェックしてもらいましょう。寿命が近い場合は、早めに交換することを検討しましょう。
  • ライトの消し忘れ防止: エンジンを切る際には、ライトやアクセサリー類がすべてオフになっていることを確認しましょう。室内灯やヘッドライトの消し忘れがバッテリー上がりの原因になります。

車のバッテリーが上がったときの緊急対処法まとめ


車のバッテリーが上がってしまったときは、焦らずにジャンプスタートやポータブルバッテリーを使ってエンジンを始動させることができます。

日頃からバッテリーの状態をチェックし、上がらないように予防しましょう。