そうだ、自転車でニュージーランドを一周しよう

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このシリーズ(そうだ、自転車でニュージーランドを一周しよう)は、ママチャリくらいしか乗ったことのない自転車の素人が、パンク修理すらもよくわからないまま、行き当たりばったりの勢いでニュージーランド南島一周したという実話です。

急に決めたわけではない。前々から決めていたことだった。

その日、昼過ぎに家を出て夕方には関西国際空港に着きそのまま外国へと出発した。

ちょっと旅行に行く。というよりは、ひょっとしたらもう戻ってこれないかもというように。

1人で飛行機に乗って外国に行くことは珍しいことではない。
しかし今回はしばらく、日本には戻らないことに決めていた。

以前植村直己氏の「青春を山に賭けて」という本を読み、自分の中の「こうあるべき」という常識が崩れた。

本を読んだ後、興奮が収まらずずっとドキドキしていた。なんという桁外れな人間がいたのだろうかと。
こんなにハチャメチャな生き方をしてもいいんだ、型にはまった生き方をしなくてもいいんだ。

今までの自分の人生ってどうだったのだろうか? なんだったろうか?

自分には何かを成し遂げたことがあったろうか?

冒険をやってみたい。

そう思った、そう思ってしまったらもうどうにも止まらなくなった。

20代のうちに、30歳になる前に何か冒険をやってみたい。

でも冒険とは何だろうか。

ある人にはとんでもない困難なことでもまたある人にとってはそれが簡単にできることだってあるだろう。

わたしの中での冒険とは、「今までの自分では出来なかった事に挑戦する」こと。

会社をやめたことは、それはそれは大きな冒険であった。
11年勤めた安定した会社を自らの意思でやめたのだ。

古い考え方を持っていたわたしは「会社は一度入社したら定年までずっと続けるもの」と思っていた。

今まで平凡という言葉がぴったりだったわたしは会社をやめるということに数年を費やした。

直接言う勇気がなかったわたしは上司に手紙を書き、思いを書き綴り郵便ポストに投函した。

その後、上司には二人きりの時にとてもドキドキしながら会社をやめると伝えたが会社をやめるなんてもったいないよと言われた。

将来への明確なビジョンを持っていなかったわたしは、「それでもいいんです、やめます」と振り切ることが出来なかった。

ある時は、川辺に行き携帯電話を手に持ったまま上司の名前の上でコールボタンを押すことが出来ないまま何時間も固まっていたこともあった。

なんて根性無しなんだろうと通勤時の駅で震えてしゃがみこんだこともあった。

凝り固まった自分の枠を簡単に外すことが出来なかった。

自己啓発書と呼ばれる本をたくさん読み、読んでいる間は自分の考え方は間違っていないと思うことができた。

しかし、また会社へ向かうと根性無しに戻っていった。

30代まであとわずかという29歳の終わり頃、もう考える事は全てやめ、“とりあえず会社をやめる”ことだけ決めた。

未来のことに不安を持ち続けてもキリがないし、行動も止まり、思考も止まる。

わたしの冒険は、

“自転車でニュージーランドを一周する”

に決めた。

色々と考えた結果、それに決まった。
ニュージーランドには5年前に一度行ったことがあり自然がとても素晴らしいことは知っていた。

ネットで調べていたらNZを自転車で旅行している人が少なからずいるという。

オーストラリアを一周する人、アメリカ大陸を駆け巡る人という「桁外れ」もいるみたいだがニュージーランドのサイズがわたしには「適切」に思えた。

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プロフィール

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